こちらは心の通い合いというか、店員さんの優しさに感謝という感じの出来事です。
最近セルフレジとかセルフ注文機などが増えています。その日はテレビで見たケンタッキーの宣伝に心を打たれ、『ケンタッキーが食べたい』という脳になっていた時に息子と二人で買い物で行ったホームセンターのフードコートの中にケンタッキーが入っているのを思い出し、買って帰ろうということになりました。いつもなら、息子がフォローしてくれるところですが、その頃、息子は熱帯魚のコーナーに行っていません。頑張って一人でやろうとしましたが、思ったよりも苦戦していました。
すると、店員さんが声をかけてくれました。注文の仕方、トクトクパックの内容など丁寧に説明してくれました。宣伝でやっていたやつが、お手頃でよいと思いましたが、中身の説明をうかがうと我が家には本数が少ないようです。本数の多いトクトクパックにしました。ですが、『今チキンを揚げているところなので、15分ほどお待ちいただけますか』と言われました。息子のバイトの時間が迫っていましたが、私の脳とお腹は、もうすでにケンタッキーになっていたので、『待ちます』と即答でした。この気持ち、みなさんもわかりますよね。
息子のところに行って待とうとしたときです。『お待たせするので、お飲み物を無料でサービスします』と言われました。優しく案内され、気分もよくなっていたところでのこんなことを言われ、自分の気分は最高潮に達しました。いただいたドリンクを事情を説明して、見せると『おう』と『よかったじゃん』という感じで言ってくれました。
お店の店員さんですから、これは当たり前と言われるかもしれませんが、同じお客様対応でも気分よく買い物をしていただいた方が、お客様の気分もよくなり、リピーターとなってくれるかもしれません。なってくれなかったとしてもお客様によい気持ちで買い物をしていただけるのは、喜びで、われわれの日常の業務でも同じです。ケンタッキーの店員さんに教わりました。