先日営業で道を車で走っていました。横断歩道で立ち止まっている親子連れが目に入り、停まって渡るように『どうぞ』と言わんばかりに手で合図しました。
すると、お母さんは深々とおじぎをして謝意を表し、少し小走りに渡り始めました。あとから男の子が右手を高々とまっすぐあげ、やはり小走りに渡ってくれました。譲ってくれたことに対して、深々としたおじぎと小走りで横断歩道を渡る行為で返してくれました。
私も車の中から『ありがとう』の心を込めておじぎをしました。
車は、横断歩道に渡ろうとする人がいたら停止して、譲るのが交通法規にあります。譲るのが当たり前ですが、こうした渡ろうとする人の行為が心の通い合い、日本の古くからの慣習で自分は大好きです。