先日、神奈川区役所に仕事で必要な住民票と身分証明書をもらいに行きました。3月ということもあってか役所は大勢の方でごった返していました。駐車場に入るのにだいぶ時間はかかりましたが、各窓口はさほど込み合っていないと勝手に思い込んでいました。11時にお客様がいらっしゃる予定がありましたから、申請だけして後でとりに来るしかないかと考えていました。住民票と身分証明書の申請する窓口は違います。申請だけはしておかないとまた時間がかかってしまうと思い、住民票の窓口の方に身分証明書はどこの窓口で申請すればよいか尋ねると、『こちらでも申請でできますよ』という回答。こんな願ったりかなったりなことあるんだと感激しました。可能な手続きだったのでしょうが、こちらの問いに快く最良の方法を教えてくれて、時間のない自分には願ってもないことでした。
申請を終え、あとで書類は取りに来ることとして、取り急ぎ、事務所に戻ろうとしました。駐車券に刻印してもらうために総合案内所に並んでいました。先頭の高齢の方が結構長めのの対応になりそうだったので、近くに立っていた他の係の方に『すみません、駐車場の』と切り出したら、返ってきた答えが、『総合案内所に並んでください』という回答でした。『えっ、まさか』の答えが返ってきました。自分が期待したのは、自分の駐車券を預かり、総合案内所の機械に通してくれるのではないかということでした。しかし、残念ながら、自分の期待する答えは返ってきませんでした。仕方なく、並び直して、順番を待とうとしましたが、このまま待っていたら、11時には戻れそうにありません。駐車割引は諦めて、お金を払うことにしようかとも考えました。 その時思いつきました。『先ほどの窓口の方なら、きっと違う対応をしてくださるのでは』と。ダメもとでお願いしました。すると、笑顔でさっと対応してくださいました。『すみません、総合案内所が混んでいて、近くの方にお願いしたんですけど』と話すと、申し訳なさそうに駐車券を受け取り、対応してくださいました。これで無駄なお金を使わず、11時にも間に合いそうです。臨機応変の対応に助かったこともあって、とっても嬉しく、晴れやかな気持ちになりました。