これまでもよく息子の友だちのお話はさせていただいていましたが、今回もさせていただきます。
それは、息子たちが後期のテストが終わり、長い春休みに入った先日のことです。その日は、大学の友だちと『グランメゾン パリ』の映画を観て、我が家に泊まる計画だということでした。9時過ぎの帰りでしたが、夕飯はうちで
食べるとのことで、ちょうどその日は自分が三島へ行っていましたので、<鰻のひつまぶし>のリクエストされたので、買って帰りました。食べ盛りの大学生3人ですから、<ひつまぶし>ひとつでは足りないだろうと思い、鳥丼、豚
丼、エビ天丼がその店にあったので、買い足して帰りました。
妻と二人で先に食べていると、3人が帰ってきました。『ただいま、おじゃまします』と、来なれた感じで帰ってきました。
リビングに上がってきた二人は、私たちに差し入れを持ってきてくれました。何と気が利く、ニクイことをします。それも差し入れてくれたのが、自分には、いつも好んで飲んでいる麦焼酎の『いいちこ』、妻には、大好きなチーズ味
のスナックでした。息子からの情報をもとにでしょうが、本当にうれしかったです。
ひと通り、お酒も飲み、食事も終わりそうでしたが、『仕方ないなぁ』と言いながら、せっかくの差し入れです、もう一度飲み直すことにしました。
自分が大学生の時は、下宿している一人暮らしの友だちのところには入り浸っていましたが、なかなか実家通いの家に泊まることはしませんでした。記憶しているのが、1回だけ。世田谷の高級住宅街にあるマンション、お父さんが
六本木で歯医者している家で、晩ご飯は初めて食べた<ビーフストロガノフ>のおいしさに衝撃を受けたのを覚えています。
とはいえ、友だちと息子のかかわりを間近に見られるし、心根のよい若者との会話は楽しいので、これからもちょくちょく来てほしいと思います。