先日、代理店の仲間に声をかけてもらい、アジ釣りに出かけてきました。9月ころに出かけたことはありましたが、この寒い時期のアジ釣りは初めてでした。
そもそもなぜアジ釣りの声をかけたもらったかというと、昨年代理店の会で釣り企画があり、そこへ自分と息子がエントリーしたのですが、人数不足ということで中止になり、気にかけてくれていたのです。そこへアジの釣果がすこぶるよくて、人によっては、100匹を釣るという情報が入ってきたそうで、そこで我が家にお誘いがかかったのです。
ところが、お誘いを受けた日は、息子に予定があり、残念ながら行けない旨を伝えました。
数日が経ち、奇跡が起こりました。息子の予定がキャンセルになったのです。早々に連絡し、まだ船の空きがあるか確認してもらいました。すると、大丈夫とのこと。息子の友だちにも声をかけ、当日を待ちました。
朝も早いので(5時半出発)、息子の友だちも前泊し、出かけていきました。たくさん着こんで、寒さ対策は万全、のはずでしたが、手の寒さはなかなかです。釣り場までもかなり遠く、海風が体の芯まで冷やしていきます。釣り場について、いざ始めました。やはり手の寒さは耐えられないほどです。釣りを始めると当然海水で手が濡れます。それも寒さに拍車をかけます。痛いほどでした。この時の自分気持ちは、『こんな寒い時期によく釣りをしようと思うな』です。その日も釣り宿は、多くの方でにぎわっていました。私たちの船も満員でした。
寒さに耐えながら、釣りを続けました。入れ食いとまではいきませんでしたが、なかなかの釣果で、息子の友だちも今回が初めての船釣りでしたが、釣りを楽しんでくれていました。そうこうしているうちに、日差しが温かくなってきて、さっきまでの寒さが嘘のようなほど、暖かく感じられます。太陽のありがたみを感じました。
結果、自分が15匹、息子は18匹、友だちが13匹でした。最近の釣果ほどではありませんでしたが、みんな満足でした。帰りに他の釣り船で釣った太刀魚をお土産にもらうことができ、家路につきました。
帰ってからも、釣りはやることがいっぱいです。クーラーぼっくをきれいにしたり、着ていた洋服を選択したり、その中でも一番の仕事は、釣った魚をさばくことです。これは、息子が手早く、上手にやってくれます。見ていても、見事なものです。さばいたアジをすぐにフライに妻が調理してくれて、みんなで美味しく食べました。大満足です。