先月、正月に行われる高校サッカー全国選手権の神奈川予選にて、惜しくも負けてしまい、
先週の日曜日、K3リーグの最終戦が行われ、桜が丘高校のサッカー部の3年生のすべての日程が終了しました。
息子は、1年生の時は、巻き爪で思うように活動ができず、それにもかかわらず休むことなく活動していました。
我が息子ながら、本当に偉いと思いました。
2年生になりやっと蹴れるようになり、ピッチを駆け回る姿を観るのが自分の楽しみとなりました。
しかし、3年生が引退し、自分たちの代になってからしばらくすると、またもやケガ。なかなか試合に出られない日が続きましたが、
ここでも休むことなく、部活に行っていました。友だちが自由に体を動かしている姿をどう見ていたのか、きっと複雑な気持ちだったと思います。
そんな時でも腐ることなく部活に行っていた息子を誇りに思います。親としては、ただただ見守るしかありませんでした。
長く続いたケガの療養から復帰し、数試合でまたケガをしてしまいました。残りの日程もあとわずかでのケガは、本人も残念だったと思います。
そのケガも治りかけたころに息子と話していた時の言葉がとても印象に残っています。『そろそろ復帰できるんじゃないか』と自分が息子に言ったところ、
息子は『またケガをするのが怖いんだ』と言いました。3年間ケガで思うようにプレイできなかった息子の本心だったと思います。
最終戦、後半残りわずかでしたが、息子もピッチに立つことができました。お恥ずかしながら、その姿に自然と涙が出てきました。
ケガに泣かされましたが、仲間に恵まれ、楽しい3年間だったのではないでしょうか。というのも、試合が終わった後の息子とみんなの様子で全てがわかりました。
『よく頑張った』と息子を褒めてやりたいと思います。