先日、阪神が18年ぶりの優勝を果たしました。投手陣、打撃陣ともに安定していて他のチームを圧倒しての優勝でした。
その影で悲しい出来事もありました。今シーズンチームをけん引していた岩貞選手、岩崎選手、梅野選手の同期の横田慎太郎さんが7月18日に亡くなられたそうです。
横田さんは、4年前の24歳の時に脳腫瘍を患い、引退を余儀なくされました。その引退試合の時に、セカンドランナーがヒットでホームに向かう中、どストライクの返球でセカンドランナーをアウトにしたそうです。その時も病気の影響でボールが二重に見えていたにも関わらずの好返球に『奇跡のバックホーム』と名付けられたそうです。
引退後は、地元の鹿児島に戻り、自分の経験を講演したりしていたそうです。ですが、闘病の甲斐なく今年の7月18日に還らぬ人となったそうです。
阪神が優勝した胴上げの際には、そのs横田さんの阪神時代のユニフォームも一緒に宙を舞うシーンは涙がこぼれました。同期の選手の心遣い、横田さんの無念さなど胸を打ちました。
阪神の同期の選手は、横田さんに優勝を誓いがんばったそうです。同期の選手ばかりでなく、阪神の選手みんながそうだったのではないでしょうか。
横田さんの存在は、阪神の選手の心を一つにし、誓いを胸に頑張ったところは、大きな力になったはずです。