4月9日息子の所属する桜丘高校サッカー部は、関東甲サッカー大会の2次予選に臨みました。
相手は、新人戦を勝ち抜き、シードを獲得した県立荏田高校です。残念ながら、息子はけがのため出場しませんが、観戦しました。
前半に先制し、後半もあと3分というところで、少しのスキを突かれ同点に追いつかれてしまいました。相手は、敗戦濃厚というところで追いついたことで、勢いづいています。当然桜丘は落胆の色を隠せません。しかし、残りの相手の猛攻をしのぎ、延長戦へ突入しました。
これまで前後半80分を戦い抜いたメンバーは、疲労しているのは間違いありませんが、延長戦前後半20分に臨みました。延長前半残り時間がほとんどない中、トップの選手が裏に抜け出し、ゴールに迫りました。そこへ相手ゴールキーパーが体ごとディフェンスにきて、ファールとなり、レッドカードで退場となりました。ゴール前の絶好の場所からのフリーキックに期待も膨らみます。会場が息をのんでプレーを見守っていました。直接狙うかと思いましたが、グラウンダーでエリア内にぱす、このままではフリーでのシュートを打たれると思った相手は足を引っかけてしまい、PKとなりました。これをうちのキャプテンが落ち着いて決めて、1点をリードして延長前半を終えました。
延長後半、選手はいつ足をつってもおかしくないのは、観ていてもわかりました。高い球にジャンプしてヘディングするたびに足をつらないか心配しました。しかし、子どもたちは鍛え方が違うのか大丈夫でした。
残り時間もしっかり守り抜き、見事勝利を収めました。観戦した保護者は、勝利に安堵しながらも、ずっと声援を送ってきたので、疲労困憊でした。そして何よりも合計100分を走りぬいた両チームのメンバーに拍手を送りたいと思いました。
後で食べようと思っていたドーナッツをカバンに入れていましたが、試合後食べようと思って出してみると、ボロボロになっていました。試合に夢中になり、どんだけ興奮して声援したんだと一人笑ってしまいました。